西邨マユミ(にしむら まゆみ)

1982年に単身渡米し、マクロビオティックの世界的権威である久司道夫氏に師事。その後、アメリカ マサチューセッツ州 クシ インスティティュート ベケット校の設立に参加し、同校の料理主任および料理講師に就任し、同時にガン患者への料理指導も行う。

2001年より、歌手マドンナのパーソナルシェフを務め、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、東京を中心に活動。
ゴア元副大統領、スティング、ブラッド・ピット、ガイ・リッチーをはじめ、多くのセレブリティにマクロビオティックの食事を提供してきた。

また、マクロビオティックをもっと沢山の人にと、誰でも実践可能な「プチマクロ」を提唱し、同時に、執筆活動も積極的に行う。
自伝的著書「小さなキッチンの大きな宇宙」や数々のレシピ本などを出版。「MAYUMI'S KITCHEN」はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど広く海外でも親しまれている。

2010年には、マクロビオティック振興を推進するキューバ政府から招聘され、フィンレイ・インスティテュート(ワクチン研究所)における指導、有機農業や海洋調査などの現地調査に協力。
他にも世界各国にマクロビオティックを広める活動を積極的に行っている。

2013年3月には、UHA味覚糖株式会社との共同開発によるプチマクロスイーツ「HAPPYDATES」が発売。
また、体に良くておいしいスムージーレシピの新書「心とカラダを整える スムージー&スムージー」(講談社)も出版。

マクロビオティック・パーソナルシェフを務める他、日本発信のライフスタイルの普及の ため、国内外において精力的に活動中。

Mayumi Nishimura

In 1982, Nishimura travels to the US to study Macrobiotic cuisine under Michio Kushi, well known world wide in the area. She then joins him in setting up the Kushi Institute in Massachusetts, later assuming the job of head chef and teacher, while providing cooking advice for cancer patients.

In 2001, Nishimura starts her career as personal chef for Madonna. Working mainly in London, Los Angeles, New York, and Tokyo, Nishimura has continued to provide macrobiotic meals to high-profile celebreties such as Sting, Brad Pitt and Guy Ritchie.

With the notion of promoting the macrobiotic method to a broader audience, Nishimura has introduced "petit-macro", a more applicable form of Macrobiotic cuisine. She has also done a good deal of writing. Her biography and many recipe books have been successfully published. "MAYUMI'S KITCHEN", in particular, is read through out the US, Europe and Asia.

In 2010, Nishimura was asked to teach and participate in a series of studies at the Finlay Institute (a center for vaccine research and production) in Cuba, where the government officially promotes the macrobiotic method. This is merely one of many activities Nishimura juggles in her mission to spread macrobiotics to other contries around the world.

In March 2013, Nishimura worked with UHA MIKAKAUTO Co. to create a product called "HAPPYDATES", a petit-macro snack, while also publishing a recipe book for smoothies both tasty and healthy.

Nishimura now works as personal macrobiotic chef, and continues to stay active domestically and internationally, promoting a lifestyle originated in Japan.

PETITE MACROBIOTICS

プチマクロとは?

プチ(petite)= 小さい、かわいい。マクロ=マクロビオティック(ギリシャ語で「大きな生命を作る方法」、長寿法を意味しています。具体的には、自然の秩序にかなった食事をとることで心も身体も健康で充実した日々を実現しよう、というもの。食事法を中心に、その考えは広く生活全般に及びます。「宗教なの?」と思う方もいるかもしれませんが、そうではなく"自然と共生する一つのライフスタイル"です。玄米菜食を基本に、東洋の陰陽思想を取り入れた食事法を基本においた生活法)からなる造語です。マクロビオティックの基本の考え方をよりたくさんの方に紹介したいという思いを込めて、週末からでも、一週間に数回でも、菜食を増やして行く事を目的としています。覚えておきたい、4つの項目をここでご紹介しましょう。

PETITE MACROBIOTICS

覚えておきたい、4つの項目

  • 玄米が主役。
    • 基本的に、食事の50〜60%を穀物で摂取します。なかでも中心となるのが玄米です。玄米は栄養的に優れ、精白米では取り除かれてしまう胚芽やぬかにはミネラルやビタミン、食物繊維が豊富に含まれます。また、玄米は"芽が出る"、"生きている"状態のため、穀物の命をそのままいただくことにつながります。「一物全体(いちぶつぜんたい)」といって「一つにまとまっているものはそれ全体でバランスがとれた完全な状態」と考え、根菜なども皮ごといただきます。穀物も同様で、玄米に限らず他も粒のまま食べるのがベスト。丸ごと碾いた全粒粉のパスタやパン、ソバなどもOKです。

  • 有機野菜をたっぷり。
    • 野菜摂取量は食物全体の25~30%が目安です。自然な方法で作られたものを選びましょう。穀物を含め、できるだけ無農薬・無化学肥料、有機栽培のものを選び、放射線処理したもの、遺伝子操作した作物は避けます。「身土不二(しんどふじ)」といって、身体と環境(土)は強い関係があり、切り離せないものと考えるからです。食べ物は、自分がいる土地でその時季に穫れた旬のものを食べるのが基本。国産であることはもちろん、野菜などは地元か近隣で穫れたものを使えばベストです。味噌などの加工食品も、有機食材を使って伝統的な方法で作られた品を選びます。

  • 動物性をとらない。
    • 魚以外の動物性たんぱく質は体に老廃物を残しやすく、病気の原因になると考えられています。たんぱく質は血や肉を作る大切な栄養素ですが、肉や乳製品を食べなくても、豆類や穀物にもタンパク質は含まれているので、豆類や穀物をしっかり摂っていれば心配は無用。動物性食材が多い欧米風の食事や、家畜を飼育するための資源の浪費や環境汚染などは問題視されるべきでしょう。「食べない方がいいもの」として動物性食材はあげられてはいますが、「絶対にとってはいけない」という食材はありません。ですので、どれくらいの頻度で、どんな物を、どれくらいの量摂取するかは、個人個人の健康状態を考慮に入れた選択に委ねられます。

  • 白砂糖はとらない。
    • 精製した白砂糖は「食べない方がいいもの」の一つです。「一物全体」の話にもつながりますが、サトウキビやテンサイの搾り汁から精製して取り出した白砂糖には、ミネラルもビタミン類も一切入っていません。身体のバランスを著しく乱すことからも「食べない方がいい」とされています。ちなみに、「甘い物がすべてダメ」ということではありません。米飴や黒砂糖など精製していない茶色い粗製糖を使います。メープルシュガーやメープルシロップもお薦めです。ただし、「甘味」はいずれにせよ陰性の強い食べ物。摂取は控えめに。

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